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ハテノウタ  エジプトノウタ。

発表会前の最後の休日。日曜日。

とりあえず、動けるタイミングはここしかなかったので、

マチネ MONO 「ハテノウタ」

ソワレ 花組芝居「悪女クレオパトラ

ダブルヘッダーでした。

ハテノウタは・・・

台詞劇のMONOが歌に挑戦、っていうキャッチに、

どんなことに?音楽劇??みたいなわくわくが多すぎたらしく。

舞台がカラオケボックスなんだけど、あ、別にそんなに歌うわけじゃないんだ?

っていうところで、不完全燃焼・・・

あと、

「効果の表れ方は個人差があるけれど、年を取らない・通称『エバ薬』がある近未来。

 ただし、人口の飽和を防ぐために、100歳の誕生日までに、

 個々人が安楽死のための施設に行かねばならない」

という世界観のもと、

吹奏楽部部長の誕生日、つまり死ななきゃいけない当日に、

同窓会が開かれるという物語なんですが。

もう、設定の段階で、崩壊の一歩手前ですよね。

他の作品だと、「一見平穏だけど、じわじわ崩壊が予想されていく怖さ」みたいなのに、

じわじわと浸食されていく、薄気味悪さがMONOさんの特徴だと思ってて。

そうすると、今回は、スタート段階で「今日、死んじゃう人がいます」と、ネタバレしちゃってるので、

なんとなく拍子抜けというか。

それよりも今回は、

「同じ場所で同じ時間を過ごしていても、見えている世界が結構違う」

な話なのかな?という印象でした。

そう。だから、100歳まで生きても、みんな大して変わらない。

基本的には、高校生から大して成長なんかしない。

でも、みてる世界が、結構ちがうから・・・うっかりむかしばなしを答えあわせをすると、足元すくわれちゃって、今まで美談だと思ってたことが全くちがってたりして、

穏やかに死ぬはずの人生最後の日に、聴かなきゃよかった話に遭遇して大変だったりして。

うん・・・まあこの辺は、相対的浮世絵とかにも通じるのかな?

ほんと、うっかり答えあわせすんのやめよ…とか思いますよ(笑)

で。もやっとしつつ、二子玉へ。

法事疲れもあって、体調悪かったし。

ほんとに行けるのかな?と心配だったので、迷って、気づいたら前売り売切れてたので。

雨の中当日券に並びましたよ。寒かったー。

というか、今の体調に何鞭打ってんのよ・・・という事態に。

まあでも。元気になりました。

20年前。

「とにかくなんかすっごいもん観たけど、お話さっぱりわかんねぇ!」

となって。

悔しくて、何度も台本読んで時系列整理して。

未完成だった卒論提出の前日にもかかわらず、BSNHKでの放送をリアルタイムで観て。

その後、何度となく繰り返し観ては、咀嚼しまくった挙句。

いざ、朗読が始まると。あったあった、このセリフ!のオンパレード。

まあね。ジュサブローさんを模した誓さんへの、「おまえはメシのことしか頭にないのか!」のツッコミとか、

「去れ女」「猿女?」のくだりとか。

当時1998年のわたしとレゴさんの間では、完璧に流行語大賞でしたからね(笑)。

いろいろフラッシュバックしつつ。

しかし、目の前に繰り広げられる、朗読・・・・というか「HON-YOMI」ワールドにも釘づけ。

もうね、オクタヴィアヌスが!

厨二な美斉津さん、大好きなんで。

もうもう、オクタヴィアヌスの闇かかえっぷりと、キレた反動の立ち回りに、見惚れました。

アントニウスへの恋慕感もすごいんですよね。

ほんと好き。このオクタヴィアヌス

それに、女官の時の所作の美しさとかも見どころでした。

たおやかで、「ほほーこのラインが問題なのか。学ばねば」と、真剣に思うわたし(笑)。

終演後は、金蘭な舞台を背景に、喪服な俳優さんたちと、ちょっと交流会。

写真撮っていいですよーといわれたので、カメラを構えたら、

「絢爛豪華なお葬式?」っていうビジュアルになって、思わず画面みて噴きました。

これ、実際の舞台観てない方には、どの程度伝わるのかな〜とか。

ちょっとだけドキドキしつつ。

でもね。

この作品って、三味線の音にのっかって「クレオパトラ」とか「アレキサンドリアの〜」

なんて単語が飛び交って、とにかくカオスで、すんごい熱量があって。

それを、身近でぶわーーっと浴びるのを楽しんだらいいと思います。

で、あとから、台本と映像で、何が語られてたのかゆっくり吟味して、

「あーそうだったんだ!」って言いながら復習する。

それが悪女クレオパトラの醍醐味、だと、20年超えてなお言えますね。ほんと。

ってことで。

今回バージョンもいっぱい復習したいので、ぜひ、CDとかMP3とかでいいんで、

音源売ってください!(アンケート出そうよ、わたし)